梅雨の時期や花粉が気になる時期にはとっても便利な洗濯乾燥機ですが、実は洗濯時の28倍も電気代がかかるということをご存知でしたか?
なので、洗濯乾燥機の電気代は1回や1時間でどれぐらいか、その計算方法や水道代、浴室乾燥や除湿機との比較について知りたいのではないでしょうか。
それから、洗濯乾燥機の電気代の節約方法で、夜間の電気代が安い時に使うビートウォッシュなどの機種についても気になりますよね。
そこで今回は、洗濯乾燥機の電気代は1回でどれぐらいなのか、また、比較や節約のポイントなどについても詳しくお伝えしていきます。
目次
洗濯乾燥機の電気代はどれぐらいかかっている?水道代など
洗濯乾燥機は洗濯→脱水→乾燥の工程のうち、乾燥している時に一番大きな消費電力がかかるのですが、例えば洗濯容量が10kgの洗濯乾燥機の電気代は次のようになるそうです。
洗濯乾燥機の電気代(ドラム型・ヒーター乾燥の場合)
・ 洗濯から脱水まで:1.84円(68Wh)
・ 乾燥時:50.76円(1880Wh)
これを見ると分かる通り、乾燥時は洗濯時のなんと28倍もの電気代がかかっているということなので、驚きですよね。
そして、乾燥機能付きの洗濯機には、
・ 縦型ヒーター乾燥タイプ
・ ドラム型ヒーター乾燥タイプ
・ ドラム型ヒートポンプ乾燥タイプ
の3つに分かれるのですが、縦型はドラム型に比べてシワになりやすく乾燥に時間がかかるのに対して、ドラム型は速攻で乾燥されてシワになりにくいという利点があります。
それから、ヒーター乾燥は熱風で乾燥させるので衣類が傷みやすく、ヒートポンプ乾燥は低熱風で痛みにくく、省エネで電気代を抑えることができるという違いがあるそうです。
つまり、ドラム型ヒートポンプ乾燥タイプが最も節約には向いていて、なおかつ衣類も大切にできるということが分かりますね。
ちなみに、それぞれの電気代にはこんなにも開きがあります。
・ 縦型ヒーター乾燥タイプ(洗濯容量10kg乾燥容量5kg)…49.95円(1850Wh/185分)
・ ドラム型ヒーター乾燥タイプ(洗濯容量10kg乾燥容量6kg)…50.76円(1880Wh/150分)
・ ドラム型ヒートポンプ乾燥タイプ(洗濯容量9kg乾燥容量6kg)…15.93円(590Wh/145分)
ちなみに、一般的な乾燥機に最大で衣類を詰め込んだ場合は乾燥には3時間弱かかり、縦型ヒーター乾燥タイプで1回3時間かかったとして、1時間の電気代は16円強ということになります。
あれ?意外と安い?と思ってしまいそうですが、これらを月の電気代に換算すると、次の通りとなります。
・ 縦型ヒーター乾燥タイプ(洗濯容量10kg乾燥容量5kg)…1回/1日の場合1,470円/月
・ ドラム型ヒーター乾燥タイプ(洗濯容量10kg乾燥容量6kg)…1回/1日の場合1,500円/月
・ ドラム型ヒートポンプ乾燥タイプ(洗濯容量9kg乾燥容量6kg)…1回/1日の場合450円/月
なので、縦型ヒーター乾燥タイプは1年間毎日使い続けると、なんと17,640円になるのです。
それに、忘れてはいけないのが水道代です。
洗濯機は言うまでもなく水道代がかかってきますが、1回あたり22円が相場ということなので、月あたり660円、年間おおよそ8000円が洗濯乾燥機にかかる水道代とのことです。
そのため、節約を真剣に考える方は乾燥にかかる費用はもちろんのこと、水道代のことも考慮して対策に取り組む必要があるのです。
除湿機や浴室乾燥機との比較は?
ちなみに、洗濯物を乾燥させるとしたら、洗濯乾燥機以外にも除湿機や浴室乾燥機もありますが、これらの電気代と比較するとどうなのでしょうか?
・ 浴室乾燥機
浴室乾燥機の乾燥時にかかる消費電力は約1250Wで3時間衣類を乾燥させると、電気代は101.25円、毎日使うと一月あたり3,037円、年間に換算すると36,444円もかかっているので、洗濯乾燥機よりもさらに高いですね!
・ 除湿器
除湿器にも乾燥剤に水分を吸収させるゼオライト式除湿機と、空気を冷やして水分と取り除き除湿するコンプレッサー式除湿機の2種類がありますが、前者は3,528円/月、後者は9,648円/月ということなので、やはり洗濯乾燥機よりはるかに高いですね。
なので、洗濯物を乾かすためにかかる電気代を節約するとしたら、洗濯乾燥機の使い方を工夫する方が良いですね!
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洗濯乾燥機の電気代の節約方法は?
それでは、洗濯乾燥機の電気代の節約方法をチェックしていきましょう。
1、 洗濯機に服を入れる順番を工夫する
洗濯機は重い物から入れていくことで、洗濯機が回転する時間の短縮ができるそうなので、順番をよく考慮して入れるようにしましょう。
2、 洗濯機に服を入れる量は適量を守る
洗濯機にものを詰め込みすぎたり、少なくても回すのは電気代の無駄遣いなので、最適な量として80%程度を守って、無駄な電気代を使わないようにしましょう。
3、 洗濯機に入れずに天日干しをする
汚れや匂いが特に目立たないようであれば洗濯機に入れずにブラシで拭いたり、天日干しをすれば、無理して洗濯乾燥機を使わなくても再利用が可能です。
とはいえ、菌が繁殖するので小さなお子さんがいる家庭ではオススメではないので、シーツや小さなじゅうたんなどを浴室のバスタブで洗い、天日干しすると良いですね。
4、 洗濯機の乾燥機は使わない
洗濯機の乾燥機能だけ使わないという手もあるので、例えば渇きやすい日なら洗濯機の脱水は3分、シワを付けたくないものなら1分にするなど工夫すると良いでしょう。
または、短時間だけ乾燥機にかけて、残りは干すというのも良いですね。
5、 洗濯機を買い換える
前述の通り、縦型ヒーター乾燥タイプ、ドラム型ヒーター乾燥タイプ、ドラム型ヒートポンプ乾燥タイプの3種類の中では、ドラム型ヒートポンプ乾燥タイプが最も電気代が安いので、古いタイプを使い続けるのではなく新しい製品に買い換えるというのも良いのではないでしょうか。
例えば、同じ日立の洗濯乾燥機でも、縦型ヒーター乾燥タイプは「ビートウォッシュ」などがありますが、これをドラム型ヒートポンプ乾燥タイプに替えるなら同社のヒートリサイクルがオススメです。
6、 電気料金プランや電力会社を変更する
今年になって、電力会社を自由に選択できるようになったので、電力会社の乗り換えをするか、電気料金プランの変更もオススメです。
例えば、エネチェンジなどのネットサービスを利用して、電気代の変更プランをシミュレーションすると、従来のプランから改善できる電力料金プランや電力会社も提案してくれます。
そして、家族の生活行動や電気代が集中する時間をよく考慮し、余り使われていない夜間に電気代が下がるプランにするとしたら、夜間になってから洗濯乾燥機を使うのもオススメです。
例えば、眠る前にスイッチオンにして、翌朝に取り込めば良いのではないでしょうか。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、洗濯乾燥機の電気代は1回でどれぐらいなのか、また、比較や節約のポイントなどについても詳しくお伝えしました。
洗濯乾燥機は、1回の値段にすると大したことがなさそうに見えますが、年間に換算するとかなり高額になり、中でも縦型ヒーター乾燥タイプは高いなど種類によって電気代も変動するのですが、浴室乾燥機や除湿機と比較すると洗濯乾燥機が最も安いのでした。
そこで、洗濯乾燥機の電気代を節約する方法として、適量を重い物から入れる、できるだけ天日干しにする、天気が良い日は使わないなどの他にも、洗濯乾燥機を買い換える方法や、使用する時間に合わせて電力会社やプランを変える方法もお伝えしましたね。
それから、忘れてはならないのが水道代ですが、これについてはお風呂の残り湯を使うなどすると良いでしょう。
ただ、これらはあくまで短期的な節電にしかならず、洗濯乾燥機を最新版に買い換えたとしても、5年や10年ごとに買い換えていけばそれなりの費用がかかってしまいます。
そこで、長期的に見て節電をしっかり行っていきたい!という堅実なタイプのあなたには、次のような節約の仕方がオススメです。
洗濯乾燥機の電気代を長期的に節約したい人にオススメのとっておきの節約術!
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