電気代

ウォシュレットの電気代は月いくら?安い比較トップ3と節約術も

デパートやオフィスなどでは当たり前のように使えるようになったウォシュレットですが、自宅に導入するとなると電気代が気になりますよね。

そこで、ウォシュレットの電気代の月の料金はいくらなのか、水道代について知りたいのではないでしょうか。

それから、ウォシュレットの電気代の節約術で便座の電源をoffにしたり、コンセントの入切、ウォシュレットで電気代が安いものと高いものの比較も気になりますよね。

そこで今回は、ウォシュレットの電気代は月いくらなのか、また、安い比較トップ3と節約術などについても詳しくお伝えしていきます。

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ウォシュレットの電気代は月にいくらくらいかかっている?

一度使ってしまうとなくてはならなくなるほど便利なウォシュレットは、1980年に販売開始して以来、現在の国内での世帯普及率は77.5%と高く、ウォシュレットは人気家電のひとつになりましたよね。

しかし、ウォシュレットはいかにも電気代がかかりそうで、今ひとつ導入に迷ってしまっている方が多いのではないでしょうか。

ウォシュレットの電気代は?種類別にチェック

実はウォシュレットにはお湯を貯めておくタンクが内蔵されている「貯湯式」と瞬間的にお湯を沸かす「瞬間式」の2種類があるのをご存知でしょうか?

そして、貯湯式は初期費用が安く製品自体も安いのですが、いつもお湯を保温しておくために電気代が高く、瞬間式はまだ新しい製品が多く薄型のスッキリとしたデザインで製品自体は高くつきますが、長い目で見ると電気代は貯湯式よりずっと安いそうです。

それから、その電気代は次の通りかなり差があります。

・ 貯湯式

年間電気消費量が135kWhで、1kWhの単価を27円で計算したとすると、月々の電気代は304円、年間の電気代は3,650円だそうです。

・ 瞬間式

年間電気消費量が58kWhで、1kWhの単価を27円で計算したとすると、月々の電気代は131円で、年間の電気代は1,570円になるそうです。

このように、こうして比較すると貯湯式は瞬間式の2~3倍ほどの電気代がかかっていることが分かり、初期費用が安いとはいえ貯湯式のウォシュレットを使っているなら、瞬間式のウォシュレットに買い換えても良いかもしれません。

トイレは水道代もかかっている!

トイレで忘れてはいけないのは水道代ですね。

実は家電の中でも最も水道代がかかっていると言われるトイレの水道代は1回2円~4円なので、1日何回トイレに行くかによって上記で紹介した電気代に水道代が乗ってくるので、意外と家計を圧迫していますよね。

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ウォシュレットの電気代の節約術は?

それでは、ウォシュレットの電気代の節約法をチェックしていきましょう。

1、 便座や温水の温度設定をこまめに調節する

ウォシュレットには手元などに細かな設定ができるスイッチがありますよね。

ここで、便座や温水の温度をこまめに調節すると節約に有効で、冬はついつい強にしてしまいがちですが中に設定すると良く、春や秋は中から弱へ、夏の便座ヒーターは不要なので切ると、意外と温めすぎていたんだな!と気づくと思いますよ。

これによってなんと年間約1,300円ほど安くなるそうです。

2、 コンセントを抜く

ウォシュレットに限らないことですが、電化製品は使っていないのにコンセントをさしているだけで待機電力がかかっているので、日中家をあける時など長時間使わないことが分かっている場合は、コンセントを抜いておくと電気代の10~15%を節約できるそうです。

3、使用後は必ずふたを閉める

便座の蓋はあっけ放しにしていると、温められている便座の熱が逃げてしまうので、無駄な電気代がかかってしまいます。

そして、最新のウォシュレットなら自動開閉システムがついている製品も多いのですが、そういった機能がないならこまめに開け閉めするようにしましょう。

これによって、なんと月額で約86円、年間にすると約1,000円もの節約につながるそうです。

4、 ノズルの掃除

意外と見落としてしまいがちですが、ノズルの出口やノズルシャワー部の汚れの掃除がオススメで、この部分を1週間から2週間に1回程度掃除をすることで、ノズルの付着した汚れによってかかる無駄な電気代を節約することができます。

ちなみに、ノズルは掃除をせずに放置していると、ウォシュレットの寿命にも大きく影響するのできちんとお手入れすると良く、最新の機器ならノズルの開閉も自動でできたり、自動で掃除してくれる機能が搭載されているものもあるのでチェックしてみましょう。

5、 新しい機種に買い換える

前述の通り、貯湯式より瞬間式の方が電気代がずいぶん安いことをお伝えしましたが、INAXの機種で比較してみると、今から20年ほど前の機種の電気代は月々約810円かかっており、現在の貯湯式タイプは54%OFFの月々約370円で使用できるようになっているそうです。

なので、貯湯式から瞬間式のウォシュレットに買い換える費用はなくても、安価だけれど最新版の貯湯式に買い換えるだけでも節約につながります。

それから、瞬間式と比較してみるとなんと74%OFFの月々約205円で使用できるそうなので、思い切って瞬間式に買い換えることがベストですね。

安い比較トップ3は?

それでは、買い換えを検討している方のために電気代が安いウォシュレットを3つ紹介しますね。

・Panasonic ビューティ・トワレDL-EJX10-Cp

こちらは貯湯式のウォシュレットなのでそれほど機能は充実していないのですが、年間3,010円と貯湯式の中では最も安いですし、本体価格も安いのですぐに買い換えが可能ですね。

そして、水流のパワーは他社よりも強く洗浄力もあるそうですが、水流が強めなので苦手な方にはあまりオススメできません。

・Panasonic 泡コート・トワレ ホワイト DL-AWK 200

こちらはパナソニックの最上位グレードの瞬間式ウォシュレットなので、製品自体の価格は高いですが、泡コート・トワレといって、使うたびに自動で便器を洗浄してくれて、いつまでもキレイな状態を保つことが可能です。

そして、オート蓋開閉やナノイー脱臭、温風乾燥、ノズルシャッターの防菌加工、小水の飛びハネを防ぐ便座ガードなどなど、とにかく機能が充実している上に年間の電気代も1,570円と破格なので、長い目で見ると良い買い物になりそうです。

・TOTO ウォシュレット KFシリーズ TCF8CF65 #SC1

こちらはトイレ周りに強いTOTOの瞬間式ウォシュレットの最上位モデルで、

・ダブル保湿

・ノズルきれい

・オート蓋開閉

・瞬間暖房

・温風乾燥

とかなり機能が充実しています。

そして、電気代も年間1,812円と安くなりますが、いかんせん製品自体の価格が高いのは難点ですね。

このように、製品自体も高くなく省エネ効果もそこそこのものもあれば、製品自体への投資は必要でも長い目で見ると省エネ効果がとにかく高いものもあるので、目的と予算に応じて選んでみてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ウォシュレットの電気代は月いくらなのか、また、安い比較トップ3と節約術などについても詳しくお伝えしました。

ウォシュレットは導入している家庭も国内で約80%とかなり高くなってきましたが、実は結構電気代がかかっていて、貯湯式の場合は月々約3,650円、瞬間式の場合は約1,500円となり、これに水道代も加わるので節約を検討した方が良いのでした。

そこでオススメなのが、季節によって温める強度の切り替えをして、夏には切ったり、日中はこまめにコンセントを抜いたり、使用後は蓋を閉めると電気代を抑えることができるのでしたね。

それから、ノズルの掃除や、古いウォシュレットを使っている方は最新版に買い換えるとかなり節約になるので、この機会にぜひ検討してくださいね!

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