電気代

食洗機の電気代は1回でどれくらい?オール電化の効果や節約術も

キッチンのリフォームの時に同時に導入を検討する方も増えてきた食洗機ですが、自動でお皿を洗ってくれる機械は結構な電気代がかかりそうですよね。

なので、食洗機の電気代は1回あたりどれくらいかかるのか、水道代や乾燥ありの場合と乾燥なしの場合、10年前との比較についても知りたいのではないでしょうか。

それから、食洗機の電気代の節約方法でオール電化なども気になりますよね。

そこで今回は、食洗機の電気代は1回でどれくらいなのか、また、オール電化の効果や節約術などについても詳しくお伝えしていきます。

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食洗機の電気代はどれくらいかかる?

昨今の白物家電三種の神器とも言われている食洗機はかなり普及してきたものの、まだ現状は30%に満たない程度の普及率なのだそうです。

しかも、最近では製品自体の価格もかなり安くなってきましたし、洗浄力は格段に向上しているので、それでも飛躍的に普及しないのには、まずは設置場所の問題もありますし、おそらく一番のネックになるのがランニングコストではないでしょうか。

例えば「食洗機は水の使用量が手洗いの1/5」などという宣伝はよく見るものの、電気代は発生しますし専用の洗剤も必要になるので、結局ランニングコストが高くなるのでは?と気になってしまいますよね。

そこで、省エネルギーセンターの「家庭の省エネ大辞典」による1年間のコスト差を調べてみたのですが、

・ 手洗い 23,470円

・ 食洗機 14,020円

とのことで、年間の差額で9,450円と食洗機の方がかなりお得ということが分かったのです。

(※給湯器40度設定、使用水量65L/回、冷房期間は給湯器を使用しない場合の手洗いのケースと、急騰接続タイプで標準モードで利用した食洗機のケース。1日2回使用想定)

手洗いより食洗機の方がコストが安い理由は?

食洗機の基本的な構造は、水を噴水のように噴射して食器の汚れを落とす方法で、この水は倉庫内で循環させながら使うので、実は使用している水量をかなり抑えることができます。

それに、手洗いとコスト差がでるのは実は一番大きなものとして「ガス代」があり、普通手洗いの場合は夏の暑い時期をのぞいてほとんどの方がお湯を使って洗っていると思いますが、このお湯を出すことが意外にコスト高を招く原因とされています。

そのため、上記のように手洗いと食洗機の場合の費用に大きな差が生じるのですね。

食洗機を使う場合も電気代には注意が必要

食洗機は節水もできますし、手洗いよりもガス代は大幅に削減できるのですが、手洗いには必要のない電気代がかかり、これはお湯を沸かす時と乾燥をさせる時に生じます。

そして、食洗機は洗浄時には40~50度程度、すすぎの時には80度以上の高温にして使用するので、食洗機内部の電気ヒーターでお湯を沸かすためにかなりの消費電力がかかります。

それから、乾燥時も長時間行えば行うほど、消費電力がかかってきます。

そこで、パナソニックの最新型卓上食洗機(6人用)のカタログを見てみたのですが、洗浄からすすぎまでは約4.2円ほど、乾燥にかかる電気代は14.9円とのことなので、1回につき20円弱ですが、内訳としては乾燥にかかるコストが高いことが分かりますね。

ちなみに、水道料金は食洗機の場合1回につき2.8円が相場だそうです。

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食洗機の電気代の節約術!

それでは、食洗機の電気代の節約術をチェックしていきましょう。

1、 乾燥機能なしにする

前述の通り、食洗機にかかる電気代の割合で最も大きいのは乾燥ということが分かったので、乾燥のあるなしでいえば乾燥なしのタイプの食洗機か、乾燥時間が始まったら少し経ってからスイッチを切って、残りは自然乾燥で乾燥させるのも良いでしょう。

こうして、ヒーターを使用する時間を短く抑えれば抑えるほど、電気代も節約ができます。

2、 最新機種に買い換える

食洗機が発売されたのは実は1965年のことなので、思ったよりも歴史のある製品なのですが、冷蔵庫や洗濯機と同じように、古い製品の方が電気代がかかるのかな?と思ってしまいそうですよね。

でも実は、10年以上前の食洗機の1回あたりの電気代は12円で、現在は約20円とのことなので、新しい機種の方が電気代がかかることになってしまいます。

これは、食器を洗う度にお湯で温めてゆすぐスタイルをとっており、洗った食器は乾燥機にかけて乾かすところまで全自動で行っています。

ところが、昔の製品はお湯ではなく水のままですすいでいて、乾燥することもなかったので、このように消費電力量の差が開いてしまったのですね。

ところが、見逃してはいけないのが水道代で、古いものだとなんと30円近くもかかっており、それに対して最新の機種はおおよそ2.7円とのことなので、トータルで見るとやはり最新機種の方がお得になるのです。

そのため、古いタイプの食洗機をずっと使い続けている方は、ぜひ最新機種への買い換えを検討してみましょう。

3、 電気料金プランや電力会社を変更する

今年になって、電力会社を自由に選択できるようになったので、電力会社の乗り換えをするか、電気料金プランの変更もオススメです。

例えば、エネチェンジなどのネットサービスを利用して、電気代の変更プランをシミュレーションすると、従来のプランから改善できる電力料金プランや電力会社も提案してくれます。

そして、家族の生活行動や電気代が集中する時間をよく考慮し、あまり使われていない夜間に電気代が下がるプランにするとしたら、夜眠る前に食洗機をかけるというのも効果を発揮するかも知れません。

4、オール電化にする

一つ前のアイディアと重複しますが、これを機にオール電化住宅に切り換えると、日中の電気代が最も高く、次に朝、そして深夜は電気代が下がるプランなどもあるので、深夜に割安な電力で食洗機を使うことができるようになります。

なので、食洗機に限らずキッチンや冷蔵庫、浴室など、大幅なリフォームを考えている方は、オール電化製品の無料一括見積ができるオンラインサイト「グリーンエネルギーナビ」を試してみてくださいね。

また、こちらに実際に依頼することになった場合、最も適切な施工業者を選択し、依頼から施工まで行えるので安心です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、食洗機の電気代や水道代についてお届けしてきましたが、手洗いと比較する分には食洗機の方がコストは安いものの、その消費電力の大半は乾燥によるものだということが分かりましたね。

なので、節約方法としてはまずは乾燥のあるなしを選択するか、昔の食洗機に比べると水道代も含めれば新製品の方が安いので買い換えるか、電力プランを見直す、オール電化に替えるなどの具体的なアイディアをお伝えしました。

ただ、これらはあくまで短期的な節電にしかならず、食洗機を最新版に買い換えたとしても、5年や10年ごとに買い換えていけばそれなりの費用がかかってしまいます。

そこで、長期的に見て節電をしっかり行っていきたい!という堅実なタイプのあなたには、次のような節約の仕方がオススメです。

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